昭和49年12月08日 特別奉修委員



 先ほど久留米の佐田さんがお届けされますのに、あちらの恭造さんの弟達夫婦が、今アメリカに行っておられます。この26日にしばらくは帰って見える。旅行の様な積りで帰って見えるらしいのでしょうが、それについてお母さんに、こう言う様なものを送ったと。それを二つずつ送ってあるから、一つは合楽の教会に、御供えをさせて頂くのだと言う手紙が来たと言う。
 お婆ちゃんが、もう何と嬉しい有難いち言うて、恵美子さんこげな嬉しい事はなかち言うて、お願いしよったと言う事を、先ほどお届けしとられましたがね。本当に信心はなくても、子供達が金光様の事を忘れんでおってくれるとか、お母さんと合楽とに物送ったと。どういう物か分からん、どんなお粗末な物かわからんけれども、それは何よりもこれが親孝行だと言うて喜ばれたと言う事。
 田舎の高山さんが話されるのに、親子喧嘩をする時に金光様の事を言うが、親に一番応えるから金光様の悪口を言う。それが親に対して一番響くらしいです。そこでお前ばっかりは、ほんなごて私が一番好かんこつば言うばいないと言うて、喧嘩をするち言う話をいつかした事がございますけどね。金光様の悪口言われるとが、一番の親として親不孝であり、金光様の事をそう言うて貰う事が、親にとっては一番の有難い事であるようにね。今の合楽示現活動、に参画すると言う事のお届けが。
 毎日毎日、川上さんや、池さん辺りのようにあると言う事。こげん私にとって嬉しい事はないです。熊谷さんあたりが毎日、何処に示現活動に行って何処にテープを持って行ってて、こげん嬉しい事はないです。どげんな親先生が甘いもんが好きじゃから、辛いもんが好きじゃから、そげな事よりか何よりかです、今の合楽では皆さんが、合楽示現活動に、寝ても覚めてもその事を思うとると。
 先ほど田中さんからお届けがあった、波多野さんからお届けがあった本当に合楽示現活動ちゃ何か堅苦しいお弁当でも持ってから、示しさるかなんちごたる風に考えとったけれども、今朝の御理解頂くとそげな難しいもんじゃないですねと言う事を、田中さんも言っておられます様に、波多野さんもまたそういう風に言っておられます様にです。いつもかつもその事を思う事なんだよ。合楽示現活動が親先生が一番喜んで下さると言う事は今日の御理解頂きよると、教祖の神様が一番喜んで下さる事になるでしょうが。
 だから寝ても覚めても、私はこの事を思うこの事をとても、わざわざ取ってつけたように話す事は田中さん要らんよと、例えばご飯食べる時でもよい、村内の方達と世間話する時でもいい何かひょろっと、金光様の話しが出るとその事が示現活動なんだから。その人ば、しゃっち連れて参ってこんなんと言う事じゃないのだから。そこの所をどうぞ今日も合楽示現活動させて下さいと。例えばここの久保山さんじゃないばってん、毎日そのお届けをなさる。毎日今日も成り行きを大事にさせて下さいというお取次ぎ。こげん嬉しいこつはないです取り次ぎ者として。
 それこそ何が私は親孝行と言うてもです。兎に角親の一番求めておるものが、佐田のお婆ちゃんにすればね、只合楽に物を送った。お婆ちゃんとこう送ったと言う様に、言って来た事が本当に、恵美子さんこげな嬉しいことはなかと言われたと言う事からですね。親を喜ばせると言う事はね、さほど難しいこっじゃないと言う事。本当に今神様に喜んで頂くという事は、合楽示現活動に参画させて下さいと言う願いを、切に持ってそしてお母さんが話す時にゃ金光様の話しと、あれは子供達が言われてもね。
 矢張りそれを話しておくと言う事がです、おかげになるのですから、またそれが一番の親孝行ですから、それが教祖金光大神の言うことを聞くと言う事にもなるのですから、おかげになる。昨日ここの久保山さんが、さっきお届けしておられますように。昨日は田圃に出らせて頂いて、本当に神様に祈りに祈らせて貰う願わせて貰う事は、教祖様の教えを本当に身につけさせて頂いて真の道を分からせて下さいち言うて。
 一生懸命お願いしよったら涙が流れて、涙が流れて、田圃ん中で一人で泣いたと言うお届けをしておられます。だからそういう願いを持つ事が神様の願い。だから神様の願いにピタッとこちらの思いが添うから、神様が喜んで下さる感動が、久保山さんの心の中に現われて来るのです。どういう言葉美しゅう色んな事言っても、一番神様の芯に触れられるようなおかげ、そしたら神様から。
 金光大神の言う事に背かぬようにという言葉を頂かれたそうです。そしたら今朝の御理解が、それだったと言うて、なお又一段感動しておられました。だから金光大神の言うことに背かぬようにと、あまりも漠然としとると、難しいごとあるけれどもです。そんならたった一つに今絞れるのは、合楽示現活動に参画すると言う事であり、それを寝ても覚めても、思い続ける事なのですから。ひとつ本気でおかげ頂かにゃいけませんですね。
   どうぞ。